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浄光寺林映寿ブログ > 2015年5月27日
2015年5月27日
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2015GIBBON CUP in TOKYO 出場選手報告[一般女子ベスト4:中村 朱里(東京都在住・大学1年・GIBBON)]
修行がたりない。5月17日の3on3は、このことを痛感した大会になりました。チームメイトは、スラックライン歴8回の高校の同級生とスラックライン歴3回でお友達歴も1カ月の大学の同級生。スラックラインは初心者でもとても楽しくできます、だからみんなでやりましょう!ということを伝えたいという志でした。しかし、3人で初めての練習のとき、私は、どうしたら勝てるかなと考えていたのです。そう、欲を出していたのです。人はどれだけ修行をすれば、欲を捨てることができるのでしょう。欲は留まるところを知らず、衣装、小道具、地上演技と勝つために作戦を練りに練りました。大学生は意外に忙しく、頻繁に集まることができないので、Skypeでコールの練習をしました。トリックができるのは私だけなので、全部決めると覚悟し、前日の打ち上げにも参加せず、本番に備えました。初戦。想像を超えたことが起こりました。なんと、対戦チームが、審査員と観客に美味しいお菓子を差し上げているではありませんか。この手があったとは。思いつかなかった。あー、飴とか配ったら、もっと盛り上がったかも。なぜ、気付かなかったのか。私は人生の修行も足りなかったのです。魅力あるパフォーマンスとは、トリックの技術向上ももちろんですが、その人となり、そしてアイディア力の総合力から生み出されるものだと感じています。感謝の心を忘れず、スラックラインの練習は言うまでもありませんが、学校での学習や様々な経験から修行を積み重ねていこうと、今、思っています。