パワースポット、筆遊びで有名な雁田薬師浄光寺。護摩法要、厄除け祈願、がん封じ、息災延命の祈願寺。癒しの里霊園。

2012年8月18日 宮城県女川町夏祭りレポート

2012年8月17・18・19日と宮城県女川町に夏祭りを復活させるべく、「笑顔プロジェクト」様に同行させて頂きまして支援活動に行ってきました。

私は宮城県女川町に行くのは2回目となりますが、初めて来たときよりも復興が進んでいるなという印象を持ちました。

しかし、まだまだ傷跡の残る現地を実際に見て被災後に滞ってしまっていた夏祭りの復活のお手伝いをして、現地の方々・子供達に笑顔を届けたいと強く感じました。

18日の朝に現地に到着して、朝食を食べてそのまま夏祭り会場の設営に入りました。

私は今回、「笑顔プロジェクト」の重鎮の高見沢さんに弟子入りをして、ステージの設置のお手伝いをさせていただきました。

普段している作業とは違った作業なので、すごく新鮮で汗だくになりましたが楽しみながら作業ができました。

また、高見沢師匠の指示が簡潔で分かりやすく的確だったので、言われた通りに動けばどんどんステージが出来上がっていきました。

「笑顔プロジェクト」さんに参加させていただくと、普段でも通用することを支援活動を通して学べます。

今回のこのステージの設置作業でも、人に指示を出すときはこう言えばいいんだとか、こう見せればいいんだとかとても勉強になりました。

高見沢師匠ありがとうございました!!

そしてステージが完成!  ステージ設置メンバーの方達と記念撮影!!

疲れましたが、大きな達成感と清々しい気持ちでした。

お昼をはさんで「ザ・スマイルズ」の機材搬入や「チーム相崎」ブース、各ブースの準備に入りました。

そして、現地の方々・子供たちが集まりだし、いよいよ女川町夏祭りの復活です!

いささか緊張気味の子供達でしたが、修復された和太鼓や御神輿を見て、叩いて、担いで町内を回る子供達の笑顔がとても印象的でした。

支援に来てよかった!微力でもお手伝いできてよかったと思いました。

天候にも恵まれて、さすが「笑顔プロジェクト」と強く感じました!

子供たちが帰って来てから、我々「ザ・スマイルズ」ライブが始まりました。
最後の最後まで悪あがきでコソ練をしていたボーカル&弦部隊は見事にコソ練の成果を発揮!
ついに一回も練習に来なかったわっし〜は予想以上の働きでビックリしました!

みんなで一緒に演奏できて楽しかったです。
ほんの少しでも現地の方々の癒しになれたのならば幸いです。

私はドラムしか能のないような人間ですが、でもそのおかげで支援活動に参加出来た事に喜びを感じています。

そして、このような機会を与えて下さった「笑顔プロジェクト」様に感謝の思いでいっぱいです。

ありがとうございました。

そしてライブが終わってからはひたすら焼きそばを焼く焼く焼く!

人生でこんなに焼きそばは作った事がないと言っても過言では無いほど焼きそばを作りました。

長野で普通に作っていたらきっと私は妥協したでしょう。

でも、現地のお父さんお母さん、子供たちが「焼きそばおかわりー」なんて笑顔で来てくれるので、逆にこちらがパワーをもらった感じでした。

あとは「まわりのみなさんと一緒に!」っていうのが原動力になって、やっぱり「笑顔プロジェクト」のパワーってすごいとあらためて実感しました。

今回の支援活動に参加して現地の方々の前向きさ、特に女川支部の「メグ・リナ」さん達の明るさを見習わなくてはいけないなと強く感じました。

そして「笑顔プロジェクト」さんの「継続は力なり」。

他の支援団体が1度や2度で支援を終えてしまう中、「笑顔プロジェクト」さんの長い期間を経ての支援活動で、今回の女川町夏祭り復活につながったのを見ていてとても勉強になりました。

そして、微力ですが「笑顔プロジェクト」さんのお手伝いが出来た事に感謝と感激の思いでいっぱいです。

本当にありがとうございました。

何よりも強く感じたのは、この災害を風化させてはいけないということです!

想像以上の人が深い悲しみと傷を負っているわけです。

運よく何もなかっただけの我々はその事実を忘れずに、日々一生懸命に行動しなくてはいけないとあらためて勉強させていただきました。

とても貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

(株)相崎電機製作所 ザ・スマイルズ ドラムス 丸山 裕三

写真提供:(株)相崎電機製作所 関 香織(おっし〜)