昨日、今日と豊野町千曲川沿いの農地にて、復旧作業を行いました！

今回の依頼は、台風19号並びに今年の梅雨の豪雨によって土砂に埋まってしまった畑道を復活させてほしいというもの。

畑道が無ければ、
・雨が全て畑に流れこんでしまい、作物がダメになってしまう
・車がスタックして入れない

しかし、私有地に作った道であるため、行政による復旧作業はできないとのこと。そこで、我々が代わりに作業させていただきました。

畑の持ち主の方(ご高齢の方)にお話を聞いたところ、衝撃の事実が！　
去年の台風19号により、この畑も泥が40センチ以上堆積。農作物も完全にアウト。それでも諦めたくなかったこの方は、なんと１人で、スコップのみで、泥の撤去作業を行ったそうです。堆積した泥をトラックに積み込むのも、下ろすのも全て手作業！

そして、その量なんとなんと軽トラ約50台分！！すごい！すごすぎる！！

私もスコップで作業をしたことがありますが、1台でヘトヘトになってしまったことなんて、恥ずかしくて言えませんでした(笑)

そして、今年こそはと意気込んでいた矢先に、再び畑が浸水。一生懸命排土した道がまた埋まってしまい、作物も一部ダメになってしまったそう。それでも、諦めたくないと我々のところに依頼してくれました。

無事に収穫できますように、応援とお祈りの気持ちを込めて作業しました。

美味しい作物がたくさんできますように。
(カンベ)

災害支援　〜長野市豊野町の畑からライブ〜

昨日は、小布施町役場さんと小布施町社会福祉協議会さんとで、災害に対する今後の体制についてミーティングを行いました。

去年の台風19号災害から、10ヶ月が経とうとしていますが、現場では、まだまだ復旧作業が行われています。

しかし、時間は待ってくれません。再び台風シーズンがやってきます。
また、今日未明にも、"異常震域"で起こったとみられる、広範囲の地震が起こりました。大きな地震もいつやってくるか分かりません。
加えて今年は、コロナウイルスが全国で猛威を振るっています。

いつ起こるか分からない災害。今できることは、準備です。台風19号の教訓をしっかりと活かしつつ、災害時にいち早く対応できるシステムを、協議を重ねながら、具体的に構築していきたいと思います。

みんなの地域はみんなで守る！行政や公共機関、民間企業と連携しながら、今できる準備を進めていきます。