重要文化財薬師堂について
現薬師堂は、昭和21・22年の根本大修理の際発見された墨書や「お薬師さん」の胎内銘により、室町時代初期の応永15年(1408)の建立が明らかとな り、国の重要文化財に指定されています。茅葺き屋根の入り母屋造りで、天下屈指の最優秀作といわれる蟇股(かえるまた)や巻き込み渦文の多い木鼻、外陣天 井を化粧屋根裏とした手法等にすばらしい技術が見られ、特に板壁に残る極彩色の仏画、内陣柱上の斗供(ときょう)などは優秀で室町時代初期の代表的な建築 と高い評価をいただいております。2007年に茅葺屋根の総葺き替え工事を行い見事に修復されました。その翌年薬師堂は2008年で建立満600年を迎えました。 |
誕生月護摩修法 薬師堂では毎月第1日曜日午前11時から誕生月護摩修法を行っております。その月に誕生された方々を中心に厄除祈願をはじめ諸祈願を行っております。どなた様もご自由に堂内にお入り頂く事ができます。また御参拝頂きました皆様に護摩導師から洒水加持を頂く事ができます。誕生月護摩札、厄除祈願、諸祈願の御札をご希望のお客様は事前にお申込み下さい。
お申込み・お問合せ先
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良縁(恋愛)成就の石灯篭
雁田薬師浄光寺は、べつめい妻恋薬師(つまごいやくし)と昔から言われております。また「嫁が欲しけりゃ雁田へござれ」とも言われております。連日、良縁を求む男女が全国から多く御参拝されます。
そんな良縁成就を祀ってか薬師堂手前(左側)にはハートマークの入った石灯篭があります。良縁祈願に訪れた参拝者はこの石灯篭にもお参りをされていきます。
良縁成就の石灯篭 |
ハートマークの入った石灯篭 |
修復前(2007年7月)の薬師堂の茅葺屋根です。いたる所に草やコケが生えておりました。次回の葺き替えは2040年頃を予定しております。
浄光寺の境内を空撮でご覧頂けます。
修復前の薬師堂正面(2007年7月) |
修復前の薬師堂裏面(2007年7月) |